施主様ご協力のもと、住みながらのリフォームが完了したのでご報告です。
工程を考えるのが難しく、それを遂行していくのも大変したが満足の行くリフォームとなりました。
大まかな工程は
①先行工事として、各部屋の荷物を押し込む為の納戸部屋から着手
②屋根の葺き替え工事
②納戸部屋をすべて完成させてから各部屋のリフォーム・各窓の取替
③浴室と洗面所
④リビングと台所・取替窓が全て完了した段階で外装塗替え
⑤ホールと廊下と階段廻り
といった流れで進めさせて頂きました。
断熱改修と耐震改修を兼ねたリフォームなので、既存の健全な筋かい、柱の柱頭・柱脚には金物補強を取付し、耐力壁が必要な箇所には構造用合板で補強。
各部屋の細かな作業工程は
天井→左官壁→床を順番に取壊し、床の合板パネル補強→壁耐震補強→断熱敷込み、電気工事、水道工事、ガス工事、床仕上→天井と壁の石膏ボード張り→クロス仕上といった感じで各部屋を実働約10~14日ペースでさせて頂きました。
既存住宅には必ず有る床の不陸、柱の傾きを頭に入れながら施工しなければならないので、今回はそのしわ寄せが最後の工事箇所となる廊下に来ました。
不陸と傾きの事前の把握と経験と腕前で、調整が難しかったのですがベテラン大工が何とかうまく納めてくれました。
屋根も軽くて丈夫なルーガ雅に葺き替えさせて頂きました。
住みながらのリフォームで完成写真を撮りたいのですが、完了と同時に荷物を搬入してしまうので、なかなかアップするような写真が撮れないですね。